備えプロジェクト

2030年以降の未来社会においても、
パートナーとの協業・共創によるイノベーションで
豊かな社会の実現に貢献し続けていくための超長期プロジェクト

備えプロジェクトとは

ムラタでは、激変する環境変化に対応し、持続的な企業価値の向上を図るために、長期視点で目指す方向性や必要な備えについてより具体的に示すものとして、長期構想“Vision2030”を策定しています。
長期構想“Vision2030”の詳細はこちら

Vision2030で示す「ありたい姿」を実現するために、ムラタとステークホルダーとの協業・共創によるイノベーションで社会価値と経済価値の好循環を生み出し、豊かな社会の実現に貢献し続けていくための超長期プロジェクトとして、「備えプロジェクト」を発足しました。

「備えプロジェクト」では、2030年以降の未来社会を見据え、市場や商材、事業形態などの従来の枠組みに問わられることなく、幅広く可能性を見出すべく着目するテーマを設定しています。

現在は「次世代通信/6G」、「光/半導体」、「環境」、「生体エレクトロニクス」の4つのテーマに着目し、2030年以降の未来社会において求められる技術の調査探索・研究開発・事業化を進めています。

Vision2030「ありたい姿」と「備えプロジェクト」で着目する4つのテーマ

Innovator in Electronicsであり続けるために。ムラタのイノベーションで社会価値と経済価値の好循環を生み出し、豊かな社会の実現に貢献していきます。ステークホルダーとの共創を中心に据え、現在は「次世代通信/6G」、「光/半導体」、「環境」、「生体エレクトロニクス」の4つのテーマに着目しています。

「備えプロジェクト」におけるステークホルダーとの協業・共創

4つの個別プロジェクトでのステークホルダーとの協業・共創によるイノベーション創出をめざします。

「備えプロジェクト」では、個別プロジェクトに関する専門的な経験・知見・技術を持ったパートナーの参画を求めています。
ムラタとの協業・共創に関するご相談やムラタによる支援をご希望の法人様は下記のフォームよりご連絡ください。

個別プロジェクト

Project.01次世代通信/6G

新しい産業が生まれる転換点に備えつつ、
社会課題を解決に導くイノベーション創出と向き合う。

普及が進んでいる5Gをさらに進化させた次世代の通信規格(6G)について、世界各国で2030年頃の実用化を視野に研究開発が進められています。ムラタでは、2030年頃の6Gの商用化を見据えて長期的な活動を進行中です。

具体的には、外部の研究機関との共同研究や業界団体への参加を通じ情報収集と関係構築とを並行して行い、デバイス技術だけではなく、ネットワークシステム、ソフトウェアの活用等に関する新しい領域の検討も進めています。

Project.02光/半導体

電気、光、材料の技術を「結び」、
人と人の縁や想いを「結ぶ」一役として貢献する。

次世代の通信規格(6G)をはじめ、メタバースやデジタルツインなど様々なキーワードがデジタル技術の領域で注目を集めています。技術の進化とデータ量の増大に伴い、データセンターの巨大化や通信の高速化・高密度化にも拍車がかかっており、電力消費量の低減は大きな課題となっています。

ムラタでは、2030年以降の情報通信社会において、人々がより自由で暮らしやすい未来社会の実現に向けて、ムラタとパートナーとの共創による「電気、光、材料を結んだ革新的な技術による課題解決」をテーマとして、事業機会の探索と研究開発に取り組んでいます。

Project.03環境

再生可能エネルギーへの移行やサーキュラー・エコノミーの進展によってひろがる事業機会を捉え、あらたな事業開発・技術開発を推進する。

気候変動対策としてカーボンニュートラル実現に向けた新たな社会への移行が進んでいます。また、資源の枯渇や地政学観点から、資源循環に価値を置くサーキュラーエコノミーも進展していきます。環境課題の解決が各国の成長戦略として位置付けられる中、それらを事業と結びつけ、持続可能な社会の実現に貢献することが、企業において経営上の重要なテーマとなっています。

ムラタでは、地球規模の課題解決への挑戦を対象とし、社会価値と経済価値の好循環を生み出して豊かな社会へ貢献することを目指しています。2030年以降の未来社会での実現をめざし、社内外のステークホルダーとの共創を推進し、市場の環境課題の解決に寄与できる新規事業の創出に取り組んでいきます。

Project.04生体エレクトロニクス

カラダ×テクノロジーで、人々の生活を発展させ、
よりココロ豊かに暮らせる世界に貢献する。

2050年——様々なデバイスがカラダとココロに接続され、人々のウェルネスを支えている。
ムラタでは2050年の未来に対し、バックキャスティング型のシナリオ作成を通じて、将来起こり得る課題や環境変化を構想し、中長期視点での技術・事業探索に挑戦しています。

動画:2050年の未来シナリオ(3つの世界)Short Ver

生体エレクトロニクス分野では主に「身体の拡張」、「存在の拡張」、「五感の拡張」、「知能の拡張」の4領域において、外部の研究機関との共同研究や業界団体への参加を通じて、技術開発・ビジネスモデル探索を進めていきます。なお、上記4領域における、専門的な経験・知見・技術(医学、生体工学、生物工学、心理学など)を有する研究者や、ともに事業化を目指せる協業・共創パートナーを求めています。ご興味のある方は是非お問い合わせください。

技術インテリジェンス

Tech Scouting & Technology Intelligence

長期事業環境変化に対するイノベーションに備え、
事業/技術、両ポートフォリオを最適化し続ける

「技術インテリジェンス」は、長期変化の兆しをいち早くつかむためにリスクと機会を常に観測し続ける役割を担っています。

世の中の技術トレンドやプロジェクト個々の最新情報を収集し、備えるべき事業や技術に関する提案を行います。大学や企業、スタートアップなどの外部技術パートナーの発掘と連携に取り組み、将来の競争力の源泉となる新規技術の創出に取り組みます。

「備えプロジェクト」では、個別プロジェクトに関する専門的な経験・知見・技術を持ったパートナーの参画を求めています。
ムラタとの協業・共創に関するご相談やムラタによる支援をご希望の法人様は下記のフォームよりご連絡ください。

新着情報

  • 「備えプロジェクト」ウェブページを公開しました。

お問い合わせ

村田製作所では協業できる研究機関、企業などの共創パートナーを募集しています。
村⽥製作所との協業に関⼼がある企業様は問い合わせフォームにてお問い合わせください。