RFID活用事例
補聴器(小型製品)製造管理

ムラタのRFIDで小型製品のトレーサビリティを実現!
補聴器の製造工程効率化とお客様サポート向上に貢献します。

補聴器など、使用者に合わせた個別設定を行うことによりその効果が発揮される製品では、それぞれの製品にそれぞれの製造情報を持たせることが求められます。従来はQRコードなどによって管理を行ってきましたが、製品の小型化によりその対応が難しくなってきました。
また、毎日肌に触れる機器であるため、製品の外側に貼られたラベルが汚れて識別できなくなり、再調整などの返品時に製品の確認に時間がかかってしまうことがあります。

* 本ページで紹介しておりますポケットタイプのリーダライタBlueberry UHF MS4は、Tertium Technology社の製品です。

補聴器市場の困りごと

チューニングや製造等の履歴が一元管理出来ていない

フリックしてご覧ください。
【工場】基板の小型化に伴い、QRコードでは子基板単位でトレース出来ない。顧客ごとに個別のアンプ調整が必要。【店舗/カスタマーサービス】返品後再度チューニングが必要な場合に筐体の外から設定を読み込むことが出来ない。使用済みの製品は識別ラベルが汚れて識別しにくい。【顧客】間違った製品を出荷してしまうと顧客の耳に危害を加える可能性がある。

RFIDを導入すると…

製造段階からアフターマーケットまで一元管理が可能

フリックしてご覧ください。
【工場】基板情報と紐付けを行い、製造工程での履歴管理、アンプの数値との紐付けを行う。【物流センター】出荷先、アンプ調整データが正しいものか最終確認。【店舗/カスタマーサービス】筐体の外から返却品の識別。アンプ情報の確認が可能。返却品の識別操作が効率化。

Why RFID

  • 製品内部に設置しても外から読み取り可能
  • 書き込み可能
  • 汚れに強い

Why Murata

    • 小型・堅牢で基板上の取り付けや樹脂形成もできるため、
      製造段階初期から履歴をトラッキング可能

    • タグだけでなくリーダライタ組み込みやアンテナのデザインについてサポート可能

読み取り方法

  • 専用のループアンテナを使用すれば製造工程で小型タグを読み取ることができるというイメージ

    • 工程では小型タグを読み取ることができる専用のループアンテナを使用
  • 持ち運び可能な小型リーダライタならどこでも製品情報を取得可能というイメージ

    • 持ち運び可能な小型リーダライタを使用することで返品時や出荷時に店舗/カスタマーセンター等の拠点でも筐体の外から製品情報取得可能

取り付け方法

  • 接着剤
  • 両面テープ
  • インジェクションモールド etc

通信距離(参考)

RFID(タグ・リーダ)をお求めのお客様

ムラタでは各種RFIDタグ・リーダのみの販売も行っています。
詳しくは製品情報ページをご覧ください。