VitaNet テクノロジーと
村田製作所Bluetooth®モジュールを組み合わせた
QRコードによる産業向け機器のIoT化

ソリューション概要

VitaNet Suiteは、Bluetooth®機器とゲートウェイのそれぞれで動作するミドルウェアと、クラウド等のIPネットワークとnon-IPのBluetooth®間のプロトコル変換サポートで構成されるセキュアで拡張性の高いPlatform as a Service (PaaS)です。
VitaNet ミドルウェアを組み込んだMurata Bluetooth® Module(MBN52832)は、クラウドからセキュアにBluetooth®機器の制御を行う本格的なIoTシステム構築を可能にします。

ソリューション特長

QRコードによる産業向け機器のIoT化

  • QRコードで機器を認識、セキュアな機器認証後にBluetooth®の暗号化通信を使ってクラウドから機器制御が可能
  • 従来必要だった高価なLCDやボタンのユーザインターフェイスの装備は不要
  • 機器のシステム登録後は、QRコードでの認識は不要となり、完全自動運用も可能
  • ゲートウェイ経由のクラウドから死活監視や稼働監視で可用性が大きく向上
  • 作業者用のモバイルアプリもゲートウェイと並行して利用可能

機器製造販売事業者のメリット

  • クラウドから様々なBluetooth®機器を個別に認証制御して、運用を自動化するシステム開発が可能
  • Bluetooth®規格に準拠したVitaNet Suite SDKのAPIで開発工数を低減
  • ゲートウェイ1台で動的に数百台もの異なる種類のBluetooth®機器との接続が可能
  • 小規模システムから多種多様な機器を展開する大規模システムまで対応できる高い拡張性
  • 管理や業務システム構築のクラウドサービスを自由に選択できるオープンなアーキテクチャ
  • 同じ機器をモバイルアプリでも並行して使える汎用性

活用シーン

クラウドを利用したBluetooth®機器制御と運用の自動化は、産業向け、ヘルスケア、スマートオフィス、スマートホーム等での作業自動化、保守保全自動化、資産管理等といった幅広い分野に適用可能です。

産業向け

従来IoT化が困難であったモーターやポンプなどの機器のIoT化がQRコードで可能になります。多様な機器の無線IoT化でインダストリー4.0やスマートファクトリーの推進を助け、運用と保守の利便性向上と顧客サービス向上に貢献します。

ヘルスケア

Bluetooth®を利用した体温計、体組成計、血圧計、血糖値測定器、パルスオキシメータ、心電計等のバイタル機器やリストバンドを遠隔管理や自動データ収集に対応させて、従来は困難であったヘルスケア業務の簡単化と効率化を可能にします。

スマートオフィスやスマートホーム

環境監視や遠隔制御の為に配置された多数の各種センサーや機器をセキュアにクラウドから制御する遠隔運用システムが容易に構築可能になります。

ソリューション構成

村田製作所製:MCU内蔵 Bluetooth® 5.0 LE Module(MBN52832)

VitaNet社:VitaNet Suite ソフトウェア 新しいウインドウが開きます

*本ページ活用シーンは弊社製品が可能にする事例としてご紹介させていただいております。弊社は記載のサーバーやクラウドのシステム自体は販売しておりません。

お問い合わせ

こちらのソリューションに関するお問い合わせは、下記のお問い合わせフォームにて受け付けております。


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