【連載②】コストダウンや生産性向上に効く!
スマートファクトリーはスモールスタートが成功のカギ
スマートファクトリー化とは、工場にデジタル技術を導入して、生産ラインの自動化・効率化を図る取り組みです。成功すれば、コストダウンや生産性向上・品質向上だけでなく、人材不足などの問題解消にもつながります。
今回は、スマートファクトリー化成功のポイントとなるスモールスタート(トライアル)について紹介します。
スマートファクトリー化に向けた課題
スマートファクトリー化に向けた取り組みを実施するにあたり、以下のような課題・悩みが想定されます。
- 導入前:「どのように導入すべきか」「効果があるのか」分からない
- 導入時:現場の設備を止めたくない
- 改善課題:自社の環境に合わせて改善したいが、データをどう見たらよいのか分からない
デバイスや機材の導入に関する知識・経験が乏しい場合は、そもそも何から改善したらよいか分からず、実行に移せないことも少なくありません。
現場に最新のIT技術を取り入れる際には、多額の費用がかかります。スマートファクトリー化は投資対効果が算出しづらく、実施提案をしたが現場の理解が得られないというケースも多くあります。
また、現場の機器・設備が古い場合は、導入する機材に合わせて機材を一新しなければなりません。設備・ツールをそろえて新たなネットワークを構築するのはハードルが高いでしょう。
さらに、導入後のデータの収集・分析・改善は、IT技術や業務に詳しい人でなければ対応できないため、人材育成や外部への依頼が必要になる場合もあります。
このように、スマートファクトリー化を進めるには、さまざまな障壁が考えられます。これらを考慮した上で成功を目指すには、スモールスタートで実施することがポイントです。工程や目的を絞って効果を検証しながら、改善を繰り返すことが重要です。
m-FLIPTMでスマートファクトリー化に向けた課題を解決
m-FLIPTMは、製造業における設備の稼動状況や人の作業時間などをデータとして収集し、見える化します。さらに、専任のスタッフがデータ分析をサポートし、工場全体のコストダウン・生産性向上につながるご提案も可能です。
また、m-FLIPTM製品版の導入前に効果を実感いただけるトライアルキットもご用意しています。
m-FLIPTMのトライアルキット活用提案
トライアルキットでは、2か月の間、設備の詳細な稼動状況や生産数・作業者情報などを収集し、お客様の工場を見える化します。タッチパネル経由で非稼動4項目と、PLC(制御装置)経由で設備トラブルを最大で20項目を収集し、データ解析が可能です。
さらに、弊社のデータ分析班がデータを解析するため、課題と改善の気づきが明確になり、最速で結果を出せます。
現場状況とのすり合わせや改善点の発見、対策の実行に活用できるため、システム導入前や導入時、導入後の課題や悩みを解消しながらスマートファクトリー化に向けた取り組みを実施できます。
また、m-FLIPTMトライアルキットPCをお貸出しするため、簡単設置ですぐに使用可能です。
スモールスタートでスマートファクトリー化を成功させよう
コストダウンや生産性向上・品質向上、人材不足解消など、さまざまな効果が見込まれるスマートファクトリー化は、導入のハードルが高い取り組みです。「何から実施すればよいのか分からない」とお悩みの場合は、スモールスタートで始めてみてはいかがでしょうか。
製造業向け稼動率改善ソリューションm-FLIPTMは、トライアルキットでお試しいただけます。2か月間の稼動状況や作業状況など、詳細なデータを収集して見える化します。さらに、データ分析をサポートしてコストダウン・生産性向上につながるご提案も可能です。
m-FLIPTMに関するお問い合わせ・各種資料のダウンロードを受け付けています。導入をご検討中の方や現場課題の改善にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。