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環境負荷低減ソリューション
工場排ガス処理用 耐熱セラミック触媒

導入ステップ

セラミック触媒の導入

日本国内では村田製作所がF-Tech製のセラミック触媒のご相談から導入までトータルでサポートします。F-Techや装置メーカー様と連携し、各企業様の工場の課題や調査を入念に実施し、コストや法規制も考慮しながら各工場に合わせ、効率的な導入サポートを行います。

  • STEP01
    お問い合わせ
    お客様課題の確認(省エネ、CO2削減、装置の老朽化など)
  • STEP02
    基礎調査
    排ガス処理装置の性能や運転データの収集
  • STEP03
    効果推定
    触媒設置により設定温度を低減した際の削減効果をシミュレーション
  • STEP04
    寿命試算
    触媒性能の劣化要因を特定して想定寿命を試算(サンプル投入等)
  • STEP05
    リスク
    アセスメント
    装置や工程への影響について装置メーカー様が評価
  • STEP06
    導入/検証
    装置にセラミック触媒を設置。削減効果を確認

テクニカルサポート

村田製作所では、主力製品のセラミックコンデンサの開発・製造技術を長年にわたって積み重ね、多くの材料技術を有しています。セラミック触媒の材料の開発・設計・製造に関しても、村田製作所で培ってきたコンデンサの要素技術や各種評価装置が活用されています。これらの技術や装置を使用して、セラミック触媒をご利用されるお客様の課題を抽出し、排ガス処理に関する効果的な解決策をご提案します。

POINT01

排ガス分解性能の評価

村田製作所の野洲事業所には、排ガス分解性能の評価試験装置が設置されています。セラミック触媒の導入を検討されるお客様には、この装置を活用して排ガスの種類に応じた分解性能の評価試験を実施することが可能です。

排ガス分解性能の試験装置画像
排ガス分解性能の試験装置画像
POINT02

サンプルピースによる被毒試験で製品寿命を推定

触媒を劣化させる要因となる被毒成分には、排ガス中に測定が困難なほどの微量で含有されているものがあります。この課題に対応するため、実際に使用されている「RTO(蓄熱式排ガス処理装置)」にサンプルを設置して一定期間経過後に取り出し、分解性能や表面成分を評価する被毒試験を実施します。これにより製品寿命を推定することができ、安心してセラミック触媒の導入をご検討いただけます。

サンプルピースの画像
サンプルピースの設置
断面SEMの画像
断面電子顕微鏡画像
WDXマップの画像
被毒物質の元素マップ
POINT03

運転データをもとにした削減効果のシミュレーション

セラミック触媒の設置による燃料削減効果は、装置や工程によって異なります。村田製作所では、お客様の工場に設置されているRTO(蓄熱式排ガス処理装置)ごとに削減効果を試算し、投資回収に必要な年数などのシミュレーション結果をご提示いたします。

シミュレーション詳細の資料
シミュレーション詳細の資料