村田製作所 muRata INNOVATOR IN ELECTRONICS

統合型再エネ制御ソリューションefinnos

2026.2.20

自家消費型太陽光発電とは?
電力コスト削減に直結する仕組み

自家消費型太陽光発電とは、工場や事業所の屋根や敷地に太陽光発電設備を設置し、発電した電力を自社で使用する仕組みです。この仕組みは、電力コストの削減、カーボンニュートラルの推進、BCP(事業継続計画)対策に直結するため、特に製造業や物流業を中心に導入が進んでいます。

太陽光発電のイラスト

なぜ自家消費が必要なのか?

電気料金の高騰により、企業の電力コストは年々増加しています。日本では、固定価格買取制度(FIT)による売電の収益性が低下する中、自社で発電し自社で使う「自家消費型」の運用が、コスト削減と脱炭素の両立を図る手段として注目されています。

電気料金高騰と企業の課題

電気料金の高騰や燃料価格の変動により、工場やオフィスの電力コスト負担は増加しています。自家消費型太陽光発電を導入すれば、電力会社からの購入量を減らし、電気代を大幅に削減可能です。さらに、再生可能エネルギーの活用は企業の環境価値を高め、省エネへの取り組みや取引先からの脱炭素要求にも応えられます。 ※日本では「省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)」により、一定規模以上の事業者にエネルギー管理の義務が課されています。

電気料金高騰のイラスト

「売電」から「自家消費」へ
シフトした背景

かつて日本では、固定価格買取制度(FIT)による全量売電が主流でしたが、買取単価の低下で収益性は縮小しています。一方で電気料金は上昇し、日中に電力を多く使う工場では、自社発電の電力を優先利用する方が合理的になっています。
特に製造業は照明・空調・モーターなどの負荷が昼間に集中するため、太陽光発電との相性が非常に良いのです。

太陽光発電のイラスト

自家消費型太陽光発電の
導入方法と設備構成

導入には太陽光パネルだけでなく、蓄電池やEMS(エネルギーマネジメントシステム)を組み合わせることで、より効率的な運用が可能になります。

太陽光パネルの設置

屋根や駐車場に太陽光パネルを設置し、日中の電力を発電します。ただし、発電量が使用電力を超えると「逆潮流」が発生し、系統に電気が逆流するリスクがあります。日本では、これを防ぐためにRPR(逆電力継電器)などの保護装置を設置し、系統連系の要件を満たす必要があります。

太陽光発電のイラスト

蓄電池の設置(余剰吸収)

余剰電力は蓄電池に充電し、夜間やピーク時に放電することで、電力の平準化と非常用電源の確保が可能です。蓄電池の容量は発電量と消費電力のバランスを考慮して選定します。

蓄電設備のイラスト

EMSによる自動制御

EMSを導入すると、電力使用状況をリアルタイムで監視し、ピーク時間帯の負荷を自動制御できます。村田製作所の「efinnos」はAIを活用し、過去の電力使用実績や天候情報をもとに需要と供給を高精度に予測します。その予測結果から最適な制御タイミングを判断し、太陽光発電や蓄電池を含む設備を効率的に運用します。さらに、複数の拠点における電力使用状況をクラウドで一元管理できるため、全体の省エネ戦略を効率化し、管理者の負担を軽減します。

efinnos

自家消費型太陽光発電の3つのメリット

自家消費型太陽光発電は、コスト削減・環境対応・災害対策の3つの面で企業に大きなメリットをもたらします。

①電気料金の削減効果

日本では、太陽光と蓄電池を併用し、EMSで電力量料金と基本料金の両方を削減できます。電力量料金は使用量に応じて決まるため、消費電力を減らせば料金も下がります。また電力ピークを抑えることで契約電力を低減します。基本料金の見直しや年間コスト削減に直結します。

料金DOWNのイラスト
電気料金=基本料金(契約電力×基本料金単価×力率割引)+再エネ賦課金
※ピークカットの背景や考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

②CO2排出量削減で脱炭素経営を推進

再生可能エネルギーの活用により、CO2排出量を継続的に削減できます。これにより、環境報告や取引先からの脱炭素要求にも対応でき、企業の環境価値向上に貢献します。

CO2削減のイラスト

③災害時の非常用電源としての活用(BCP対策)

停電時には蓄電池で重要負荷を維持し、生産設備・通信・サーバ・照明などの機能を確保できます。近年、自然災害や停電リスクが増加する中、BCP対策は企業にとって必須です。太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、停電時でも重要設備を稼働でき、事業継続性を確保します。特に製造業では、ライン停止による損失が大きいため、非常用電源の確保は経営リスク低減に直結します。

停電設備のイラスト

まとめ|efinnosで導入効果を最大化

自家消費型太陽光発電は、工場の電力コスト削減と脱炭素経営を同時に実現する最適な手段です。電気料金の高騰や省エネ法対応など、企業を取り巻く環境はますます厳しくなっています。太陽光発電・蓄電池・AI制御を組み合わせることで、電力の自家消費率を高め、コストと環境負荷を同時に低減できます。
「efinnos」は、AIによる再エネ制御を通じて、電力コスト削減・脱炭素経営・BCP対策をトータルで支援します。
まずは「無償 導入効果シミュレーション」で、自社の削減効果を確認してください。

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